— 画家がアパレルショップを開くということ —
絵を描くという行為は、私にとって「色で世界を温めること」に近い感覚があります。
キャンバスの前に立ち、色を重ねていく時間は、
自分自身と向き合いながらも、まだ見ぬ誰かの日常に小さな光を灯せるような——
そんな祈りにも似ています。
そしてその想いを、もっと自由な形で、もっと多くの人の日常に届けたい。
その気持ちから生まれたのが TADAOMIART Style です。
■ 画家がアパレルショップを開く理由
「アートは美術館やギャラリーだけではなく、
毎日のライフスタイルの中で“着るように”楽しめるものだ」と私は思っています。
アパレルという形は、絵を“作品”として鑑賞する以外にも、
身につけることで自分のスタイルの一部になる。
気分を上げる小さなきっかけになる。
自分らしさを表現する手段になる。
そんな可能性を秘めています。
絵画と違い、生地や縫製、クラフト感と向き合うプロセスは新鮮で、
そこに私の色や線が載った瞬間、新しい命が吹き込まれるようなワクワクを感じます。
■ “身にまとうアート”で日常を彩る
私の絵を好きでいてくれる方が、
「今日はこの色を身につけたい」
「このデザインが、今の自分を後押ししてくれる」
そんなふうに感じてもらえるとしたら、それは画家として本当に幸せなことです。
作品を“飾るアート”から“着て楽しむアート”へ。
TADAOMIART Style はその入口であり、
アートが日常に溶け込む新しい体験をつくりたいという願いの結晶でもあります。
■ 最後に
絵を描くことと、アパレルをつくること。
一見違うようで、その本質は「誰かの心を豊かにしたい」という同じ想いから生まれています。
このショップが、あなたの日常に小さな彩りとインスピレーションを届けられたら嬉しいです。
これからも、TADAOMIART Style をどうぞよろしくお願い致します。